当店で取り扱っている”やきもの″ですが、形や色、素材など様々です。

そもそも、やきものとは天然に産出する土や石の粉末を用いて作った陶磁器のこと。陶磁器は大きく分けて、「陶器」と「磁器」があります。

ここでは、陶器と磁器の違いとふだんのお手入れ方法をご紹介します。

 

目次

1.陶器

2.磁器

3.普段のお手入れ方法

 

1.陶器

「陶器」陶土という長石や珪石・粘土の混ざった有色粘土を約900度で焼成して作ります。磁器に比べると焼成温度が低く、内部に空気の細かい孔を含んだまま焼き上がるため、多孔質で吸水性が良いのが特徴。表面はザラザラとした素材感のものが多く、生地の厚みがあるので重厚感があります。 保温性が高いため、土鍋や抹茶碗など、保温性が求められる製品にもよく使われます。

 

2.磁器

「磁器」は、陶石という長石や珪石を多く含む石を砕いて作られます。陶石は特にガラス質を多く含み、焼成により陶石の粉末を練り固めた素地が溶けてガラス状になります。焼成温度は1200度~1300度の高温で焼き締めるため、気孔が少なく強度が高いのが特徴。また表面はツルツルした感触で、指で弾くと「キーン」と高い金属音のように鳴ります。

 また、軽く硬質で耐久性に優れているため、 日用品の器として広く使われています。 ただ生地が薄くガラス質が多いので熱しやすく冷めやすいと言われています。熱いものを入れた時にはやけどには要注意です!

 

 

 3.ふだんの取り扱い方

では、ふだん使うときはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

 まず「磁器」は吸水性はほとんどなく、におい移りなどもほぼありません。対して「陶器」は吸水性があり、10%くらいと高い吸水率をもつものもあります。汁気を吸いやすいのでにおいシミが付きやすく、しっかり乾かさなければカビが発生することもありますので注意が必要です。

 

3-1. におい・シミを防ぐ

他にも 料理を盛りつける前に水にさらして、十分に器に吸水させてから盛りつけるようにするとシミがつきにくくなります。 ただ、気を付けていてもシミや臭いにおいがついてしまった! そんな時は対処法として食器用漂白剤を使用したり、 重曹を水に溶かしたものにつけ置きする方法もあります。

 

3-2. カビを防ぐ

器が吸った水分をそのままにすると、カビが生える原因になります。そこで洗い終わった後は布巾などで水気をとった後も直ぐには片付けず、風干しするなど完全に乾燥させてから収納するようにしてください。

 

3-3. 電子レンジ・食洗機等の使用

購入したい器が電子レンジや食洗機対応かどうか、気になる方も多いのではないでしょうか? 簡単な取り扱い早見表を下記にまとめてみました!

磁器は電子レンジ・食洗機に対応しているものが多い所が嬉しいポイント。陶器は使用もできますが、水分を吸った状態で電子レンジを使うと割れる可能性があるので、表では△にしています。

いかがでしたか? 今回は「器のきほん」第1弾として器の取り扱いについてご紹介しました 。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪