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有田焼 with glaze シリーズ

特集

山忠から新たなシリーズ「with glaze」が登場しました。

このシリーズは山忠の若手社員が一から企画・開発をしたオリジナルシリーズで、パスタ皿やカレー皿など丸に使えるおしゃれなオーバル皿を作りたいという想いから生まれました。

「with glaze」シリーズは、用途や食事のスタイルに合わせて選べるように3サイズで展開しています。

最新の3Dモデルを用いて、専門業者からアドバイスを得ながら細かい生地の厚みや、リムの角度を調整することでデザインを決定しました。

特徴的な垂れ下がりのあるリム部分は、食卓にサーブするとき指にフィットするよう工夫されています。電子レンジで料理を温めたあとにリム部分は熱くならず、食卓に出せるのも嬉しいポイントです。

釉薬屋とのコラボレーションによる絶妙な色合い

「with glaze」シリーズのこだわりのポイントとして、色と質感。

有田焼は窯元だけではなく、生地をつくる生地屋、成型を担う型屋、釉薬屋、転写紙屋など各工程にプロフェッショナルな職人が携わる分業制で、ものづくりが行われています。

今回は、釉薬屋と協力して商品開発を行いました

約400種類ある色サンプルの中から、透明感あるグレーとブルーの色合いを選び、

その釉薬を濃淡によって異なるカラーバリエーションとして商品を展開しました。

濃い色はボーメ値(釉薬の濃度の値)Bh50、薄い色はボーメ値Bh45とし、絶妙な色合いを引き出しました。

釉薬が下に流れていく特性を生かし、底面やリムの渕部分の薬の溜まりや、窯の置き場所や火の当たり方によって起こるゆらぎのある色の変化もポイントです。


有田焼 with glaze series 商品一覧