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有田焼 吉右ェ門製陶所

窯元紹介

長年培った技術と経験を生かした新たな“モノ”を届ける

有田焼は、日本の伝統的な陶磁器で、佐賀県有田町で生産されています。その中でも、吉右ェ門製陶所は歴史的な窯元の一つです。

吉右ェ門製陶所は、江戸時代に創業され、磁器の生産が始まった17世紀に遡ります。

1673年に有田 応法にて開窯し、長年にわたり飲食店に向けた器作りを行ってきました。

吉右ェ門製陶所は、飲食店や旅館で使用される食器を得意とし、釉薬を工夫した色彩豊かな器で他社と差別化を図ってきました。

文化と技術の蓄積を新しい表現に

季節に合わせ、料理に合わせ、料理人の世界観に合わせる。外食産業の、裏側から支えるもの作りを続けています。
その過程で多くの表現が培われました。柄や色だけではなく、質感と形状という簡素にして直感的なかたちを集めています。

泡化粧シリーズ

吉右ェ門製陶所の泡化粧シリーズは、伝統と革新が融合した美しい泡模様が特徴のシリーズです。

通常は廃棄される破損してしまった素焼きの器を細かく砕き、釉薬と混ぜて作られています。

一つ一つ丁寧につけられた泡状の釉薬が器の表面に残り、ユニークで美しい仕上がりとなります。

限りある貴重な天然の資源はすべて大切に使っていきたいと考え、釉薬の材料として再活用する画期的でサステナブル技法です。

一つ一つに個性と気持ちを込めて

吉右ェ門製陶所のものづくりは、全てにおいて手作業を基本としています。同じ模様を描いても厳密には二つとして同じものはありません。

職人が一つ一つ丁寧に手作業にて成形・絵付・施釉を行い作っています。

吉右ェ門製陶所商品一覧